前人未到! センター試験「900点満点」のスゴさ 子供4人を東大「佐藤ママ」も脱帽

ライフ週刊新潮 2018年2月22日号掲載

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「精神年齢の高い子では」と佐藤さん

 とまれ、そこで満点が出たのだ。息子3人と娘1人を東大理科三類に合格させた佐藤亮子さんも、

「私が知るかぎりの最高点は891点。娘の理三の同級生に、これだけとった子がいて、入学後に噂になったそうですが、900点満点は初めて聞きました」

 と、驚きを隠さない。

「センター試験は2次試験にくらべ、問題自体は簡単です。とはいえ、すべての科目でミスなく、漏れなく、パーフェクトにこなすなど、普通はできません。特に満点をとりにくいのは国語と社会。国語には、どれが筆者の意図なのかを選ぶ問題があり、自分の主観を排して書き手の意図を客観的にとらえる必要がありますが、まだ、社会経験が浅い受験生は、主観に頼って誤った選択肢を選んでしまいます。つまり国語を完璧にこなすには年齢的な難しさがあって、満点をとった子は、大人のように一歩引いて物事を見られる、精神年齢の高い子だと思います」

 では、社会はどこが難しいのか。

「教科書に載ってはいても、小さな註でしか触れられていないような、マニアックな問題も若干混ぜて出されます。満点をとった子は細かいところまで、ていねいに網をかけるように仕上げてきたのだと思います」

 そして、こう総括する。

「ミスなく漏れなくパーフェクトにこなせる勉強をしてきた、精神力の強さがすごい。普通は苦手な科目で手を抜くなど、どこかで逃げてしまうものです。また、東大入試はセンター試験のウェートは低いので、多くの子は“この辺りでいいだろう”と、途中で見切りをつけます。満点をとった子は逃げずに、見切りもつけずに、正確性を追求してきたのでしょう」

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