「大成建設」VS「東京地検特捜部」 主役2人の意外な因縁
もはや、泥仕合――。
リニア中央新幹線を巡る談合事件である。東京地検特捜部の捜査を受けていたゼネコン4社のうち、鹿島建設と大成建設に今月1日、2度目の“ガサ”が入った。
司法担当記者の話。
「昨年12月中旬の1度目のガサは当然、他の2社(大林組、清水建設)にも行われたのですが」
その後、大林、清水の2社は談合を認めたものの、
「残りの2社は疑惑を否定しつづけていて、業を煮やした特捜部が、“追いガサ”に踏み切った」(同)
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