「役所広司」が逆オファーで出演! 帰ってきた「バイプレイヤーズ」

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 第1シリーズは、バイプヤーズ以外の出演陣も目玉の1つだった。平田満(64)、竹中直人(61)、椎名桔平(53)、天海祐希(50)、夏川結衣(49)、大森南朋(45)、安田顕(44)、岡田将生(28)、佐々木希(29)、志田未来(24)、川島海荷(23)……といった多彩なゲストを招き、あの役所広司も出演していた。

 そもそも、中国で黒澤明監督(1910~1998)の映画「七人の侍」をリメークすることになり、共演者である“7人”の絆を深めるためにシェアハウスで3か月間の共同生活を出演条件として提示された――という設定で始まったこのドラマ。そのリメーク版「七人の侍」の主役が役所であり、彼は前作では初回と最終回に登場している。

 とはいえ、その出演はちょっとだけ。役所の軸足はもちろん映画であり、昨年放送され大評判となった「陸王」(TBS系)は15年ぶりの連続ドラマ主演で、彼は作品を選んで出演することで知られる。つまり、役所のような大物俳優を続けて出演させるのは至難の業。それがなぜ、今回も出演することになったのか――。

「前作でも役所さんはノリノリで、光石さんとの絡みでは、互いに九州男児のため『九州弁でどう?』と役所さんから持ちかけ、2人ともそれで演じていました。実は今回、『このメンツでやることは何事にも代えがたい』と出演を逆オファー。ギャラやスケジュールなど度外視で、自ら望まれたそうなんです」

 第2シリーズは「もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら」とサブタイトルにある通り、テレ東の朝ドラ「しまっこさん」に出演が決まったバイプレイヤーズが、ロケ地の島に行こうしたら、無人島にたどり着いてしまい、サバイバル生活……というもの。

「この劇中劇の朝ドラが楽しみという声も出ています。主演は本田望結(13)さんで、都会から過疎の島にやって来た島のために、奔走しつつ成長する物語。その母役に吉田羊(年齢非公開)さん、島の教師に前回に続いての岡田将生さん。また、他局の番組で『呼ばれなかったことが悔しい』と嘆いていた小日向文世(64)さんも念願叶って出演です。そして朝ドラの重要な役どころとして役所さんが出演するわけです」

 テレビ東京の公式ホームページには、すでに「バイプレイヤーズ」とは別に、《笑って泣ける青春ファンタジー「しまっこさん」》の番組ページまで作られている。放送予定は1月8日~3月24日とあり、どうやらすでに放送はスタートしているようだ。もちろん、小さな字で、「架空のドラマのホームページとなります。実際の放送はございません。」とはあるものの、テレ東の朝ドラというものも見てみたい。2月2日には、島の祈祷師役に寺島しのぶ(45)、宮大工役にでんでん(68)も追加発表。どんどん豪華になっていくテレ東の朝ドラ――。

 劇中劇がどの程度作り込まれるのかは不明だが、魅力的なキャスティングだ。バイプレーヤーたち、役所に喰われるなよ!

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週刊新潮WEB取材班

2018年2月7日掲載

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