まもなく理事選 直撃に「貴乃花」が語った「貴ノ岩が落ち込んで落ち込んで……」

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 一連の暴行騒動で渦中の人となり、そして2月2日の相撲協会理事選でも動向に注目が集まる貴乃花親方(45)。このたび「週刊新潮」の直撃取材に応じ、愛弟子・貴ノ岩が陥った苦境について語った――。

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「貴ノ岩を早く土俵に戻してやりたいと思っているのですが、今は本人が落ち込んで落ち込んで大変です」

 と、親方本人は心情を明かす。本誌の取材に応じるのは、昨年末に続いて2度目である。

目下、春場所での復帰を目指す貴ノ岩だが、その“落ち込み”の背景にあるのは、事件の影響で相撲がとれなくなっていることや、休場中に体力が落ちてしまったことだけではない。母国モンゴルでは、「横綱・日馬富士を引退に追い込んだ」と批判も浴びているのだ。

「部屋の親方にとって、弟子というのは自らの子どものようなもの。どんなことがあっても守らなくてはならない存在です。それを今の協会では、親方が弟子を守るどころか傷つけたりしてしまっている。そんなことはあってはならない。私なら自分の弟子は絶対に守り抜くし、だからこそ私は貴ノ岩のことを第一にこれからも行動していくつもりです」

 と、初場所中に発覚した春日野部屋の傷害事件についても言及した親方。2月1日発売の「週刊新潮」ではこの不祥事についても、被害者父の証言と共に詳しく報じている。

週刊新潮 2018年2月8日号掲載

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