ももクロ卒業! 赤に隠れた緑「有安杏果」の“良い子”伝説

芸能2018年1月21日掲載

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 5人組から1人抜けて“四つ葉”になるということか。1月21日の公演をもって“緑”こと有安杏果(22)が卒業する「ももいろクローバーZ」である。そこで聞こえてくるのは、グループの今後を危ぶむ声と、有安の評判――。

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 メンバー毎にイメージカラーをもつことで知られるももクロが、現体制の“赤黄桃緑紫”となったのは2011年4月のことだった。“青”だった早見あかり(22)の脱退を機に、グループ名に「Z」が冠されたのである。以降の歩みを、スポーツ紙の芸能記者に解説してもらうと、

「前年の5月にメジャーデビューを果たしたタイミングでの早見の脱退でしたから、出足から躓いた感はありました。ところがその後、破竹の勢いで人気は上昇。“水着をやらない”“コンサートは口パクなしの全力”といった彼女たちの姿が、“モノノフ”と呼ばれるファンを増やしたのです。当時、ひとり勝ち状態だったAKB48に対する、カウンター的な人気もあったのかもしれません」

 ドランクドラゴンの塚地武雅ら“モノノフ”著名人のプッシュも手伝い、やがてお茶の間にももクロの名は知られるように。12年~14年のNHK紅白歌合戦にも出場した。

「08年の結成時からの目標だった紅白出場を果たしたこの頃が、ももクロブームのピークでした。紅白後には国立競技場を新たな目標に掲げましたが、こちらは14年にあっさり実現してしまいましたし……。夢を叶えたことで古参のファンの熱が冷めたことに加え、それまで主要な楽曲を手掛けてきた“ヒャダイン”こと前山田健一が、この一時プロデュースから外れてしまったことが要因では。これは、ももクロ側が“ヒャダイン色”がつくことを嫌ったためと噂されていますが、楽曲に魅力がなくなったことで離れたファンは少なくないでしょうね」

 CDセールスを見てみても、13年4月に発売されたアルバム「5TH DIMENSION」は初回18万枚だったのに対し、16年2月に同時発売された「白金の夜明け」「AMARANTHUS」はそれぞれ8万枚。シングルの推移をみても、紅白でも歌った13年11月発売の「GOUNN」が7万枚、つづく14年5月の「泣いてもいいんだよ」は6万枚。昨年8月に発売された「BLAST!」は5万枚だった。

「結成時からももクロを支えてきた名物マネージャー・川上アキラさんも出世し、現場で指揮をとることが減った。現在もライブは精力的にやっていますけれど、これ以上ファンのすそ野を広げるのは厳しいと思いますね。今回の有安の卒業も、グループのこうした現状を受けてでしょう」

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