あんなに人気だったのに……“ぬっくん”温水洋一を見かけなくなった“裏事情”

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「このハゲーッ!」よりも遥か前、自らの頭髪の薄さと幸薄そうな個性的なキャラクター、そして自分の意見など言えなそうもない情けなさそうな風貌を武器に、TVドラマやバラエティ番組で引っ張りだこだった俳優・温水洋一(53)。最近見かけることが減ったけど、一体どうした?

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「そもそも温水を見出したのは明石家さんま(62)」というのは業界関係者。

「それ以前から端役でドラマにも出ていましたけどね。でもメジャーになったのは、2000年に、さんまさんがコントでなく、初めて本格的舞台に主演した『7人ぐらいの兵士』で共演した温水さんを気に入って、自分のバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(97~放送中/日本テレビ系)や『明石家マンション物語』(99~01年/フジテレビ系)に出すようになったからですよ。さんまさんから“ぬっくん”と呼ばれて、読みにくい名字も知られて、認知度もアップ。それ以降はドラマに映画にと引っ張りだこになりました」

 たとえば、NHK朝ドラでは「天うらら」(98年)にも出ているが、役名も不明なほどの端役だった。それが00年以降は、「まんてん」(02~03年)、「どんど晴れ」(07年)、「ウェルかめ」(09~10年)、「マッサン」(14~15年)に出演。

 NHK大河ドラマだって、「利家とまつ~加賀百万石物語~」(02年)、「龍馬伝」(10年)、「平清盛」(12年)、「真田丸」(16年)と、立て続けといっていい活躍ぶりだった。

 その間に映画初主演も果たしている。

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