アン・シネ、成績低迷でも日本残留 “親日”のワケ

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「反日」の文在寅(ムンジェイン)大統領は、ぜひ彼女の姿勢に学んでほしいものである。韓国のアン・シネ(27)が、昨季に引き続き今季も、日本の女子プロゴルフツアーに挑戦する。その大きな要因は、彼女の「親日」にあるという。

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 日本で一番、ギャラリーを「跪(ひざまず)かせる」選手、アン・シネ。「セクシー・クイーン」「膝上30センチの女王」の異名を誇る彼女のミニスカ姿は、昨季、一躍ブームとなり、スポーツ紙のゴルフ担当記者が、

「グリーンの芝目を読む際に彼女がしゃがむのに合わせ、おじさんギャラリーも跪かんばかりに一緒にしゃがんで『覗き見』しようとする光景が見られた」

 と言うほど、アンの「人気」は沸騰した。

 しかし、「実力」でライバル選手を跪かせるとは行かず、賞金ランキングは83位と低迷。その結果、シード権を獲得できず、彼女は今季、全38試合中8試合にしか出場できない。韓国に逃げ帰ってもおかしくないところだが、アンは、

「日本でもっといい結果が出せるようになりたい」

 と宣言し、日本残留を決めたのである。その背景を、

「彼女は日本が好きなんです」

 と、先の記者が解説する。

「というのも、韓国のマスコミやスポンサーと比較すると、日本のそれはとても優しいそうなんです。例えば、韓国の記者はホテルにスポーツ選手を呼びつけてインタビューしたりするほど『乱暴』で、スポンサーも主催大会前のパーティーに選手を呼び出して、延々と『ホステス役』をさせたりする。それに比べて、日本のスポーツ紙の記者はおとなしく、スポンサーもパーティーに呼びこそすれ早めに帰してくれるなどの配慮をしてくれる。そうした日本の環境をアンは気に入っているんです」

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