アン・シネ、成績低迷でも日本残留 “親日”のワケ

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「セクシー副業」

 実際、アンのマネージメントを担当する「NOW ON」の松宮由季氏も、

「『アン・シネ』フィーバーとでも言うべき現象に、彼女はとても感謝しています。日本のファンやプレイヤーも優しく、アンは日本に残る道を選びました」

 と、「親日」を認める。そして、今季の巻き返しを誓うのだが、同時に、

「ありがたいことに、昨年中に写真集を出す計画がありました。結局、肝腎のゴルフの成績が振るわなかったのでご遠慮したんですが、同じく日本で活躍する韓国のキム・ハヌル選手が昨年11月に写真集を出版。アンも意識していて、タイミングが合えば彼女も写真集を出すかもしれません」(同)

 本業だけでなく「セクシー副業」にも、まさに色気を出しているというわけだ。

「写真集を出版するなら、日焼けの痕も消さなきゃいけないでしょうし、体もしぼって、本格的なものにしたい」(同)

 だが、これに対してゴルフジャーナリストの児島宏氏はこう釘を刺す。

「プロゴルファーにとって、安定したスイングを生みだす太腿(ふともも)や臀部(でんぶ)といった下半身のしっかりとした筋肉は欠かせません。昨季の賞金女王の鈴木愛も、太腿や臀部にかなりの筋肉が付いています。写真集のためにモデルのような細い足腰を目指そうとしているのなら、ゴルフで強くなることはできないでしょう」

 アンの日本に対する姿勢や良しだが、ゴルフに対する姿勢は果たして……。ゴルフと写真集。戌(いぬ)年に二兎を追うアンの明暗や如何に。

週刊新潮 2018年1月18日号掲載

ワイド特集「始末に困る人」より

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