「呼吸器外し殺人」元看護助手を自白させた「色恋営業」の取調べ室

社会週刊新潮 2018年1月4日・11日号掲載

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 再審開始決定で十余年前の事件に再び光が当たった。殺人犯をでっち上げたのなら滋賀県警、万死に値する。しかも、それが“色恋営業”の所産だとしたら……。

 2003年5月、滋賀県の病院で末期患者が亡くなった。当直の看護師は「人工呼吸器のチューブが外れていた」と報告。呼吸器はチューブが外れたらアラームが鳴るため、県警は看護師が“居眠りしてアラームを聞き逃した”という業務上過失致死の疑いで捜査を始めた。だが、目覚まし時計並みの音量のアラームを聞いた者は皆無。“呼吸器故障なし”との鑑定が出た04年5月、所轄に代わり県警本部捜査一課が捜査に乗り出した。

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