フジ「みなおか」終了で名物プロデューサー、港浩一氏が語る「とんねるず」秘話

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「オールナイトフジ」のカメラ破壊事件

 83年に「オールナイトフジ」が始まって、僕は最年少のディレクターとして秋元と組んで月1回くらい担当していました。その時に「誰か若くて、元気のいい、女子大生とも相性のいいヤツいないかなあ」と言ったら、秋元が「『モーニングサラダ』に出ていた『とんねるず』というのがいるよ」と言う。4人で会うとね、ノリも良くって、年齢も女子大生と同世代。“高卒”をウリにしていたこともあって、女子大生と組み合わせると面白いんじゃないかと思ったわけです。

――「オールナイトフジ」で輝き始めたとんねるず。だが、そこで“あの事件”が起きた。

 85年、本格デビュー曲の「一気!」を一生懸命唄っていたわけですよ。スタジオに4台のカメラある中、センターの2カメに貴明が突進した。昔のカメラって土台があってローラーがついてるんですけど、そこに貴明が乗っかったものだから、カメラマンはビックリしてカメラを動かした。そこで貴明も振り落とされないようにつかまったものだから、カメラ丸ごと倒れていったわけです。

 カメラの修理代は800万円。レンズが壊れていましたからね。ただ、保険に入ってましたから、僕が「悪ふざけが過ぎて壊しました」と始末書を書いてどうにか納まった。もっともしばらくは貴明に「弁償してもらうからな」と脅かしてましたけど。

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