ジャニーズ事務所非公認「SMAPにありがとう!」を出版したスマオタの執念

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SMAPへの「信仰告白」

 改めて委員の女性に、SMAPファンとしての2017年を振り返ってもらった。

「正直に言って、どんどんファンが少なくなっているのは事実だと思います。テレビ雑誌の『ザテレビジョン』(KADOKAWA)の正月号は表紙が嵐でしたしね。でも数は減りましたが、その分、SMAPファン同士の絆、団結は更に強くなっていることを実感した1年でもありました。私たちも成長して、精神的に強くなったということなんでしょう」

「FRIDAY」のインタビュー記事に対しても、「私は5人が揃って行う発言しか信用しません」と慎重な態度だ。それはそうだろう。ムックの「おわりに」には、以下のような一文がある。

《SMAPと相思相愛のファンは、
しっかりとNAKAMAと手をつないで、
5人の、6人の「NEW SMAP」誕生を見届ける日を楽しみに、
浮気することなくついていきます》

 主にカトリックの用語だというが、個人や教会が、キリストに対する信仰を明言することを「信仰告白」と呼ぶ。上記の「おわりに」は、SMAPに対する信仰告白と言えるのかもしれない。最低でも37万人を数える“信者”の祈りは、果たして5人、いや、6人を動かすだろうか。

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週刊新潮WEB取材班

2018年1月2日掲載

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