米が北朝鮮と無条件対話? 国務長官“迷走”で幻に
「北朝鮮が望むならば天気の話をするだけでもいい」
12月12日、ティラーソン米国務長官の発言は、世界中を驚かせた。
「つまりは、まずは話そうという無条件対話。『最初の会合は』と断ってはいたものの、圧力路線からの転換としか聞こえない。ところが、他のトランプ政権幹部からは路線転換を否定する情報しか出てこなかったのです」(外信部記者)
更迭がささやかれる国務長官だけに、最後の賭けに出たのか、とも思われた。
「そこで注視されたのが、北朝鮮の慈成男(チャソンナム)国連大使も出席した15日の国連安保理閣僚級会合です」(同)
...