「浅野忠信」父、過去にも逮捕歴… 覚醒剤常習者

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ダボダボのズボン

 元々、佐藤は一般企業の営業マンから芸能プロダクションに転職し、俳優や芸人のマネージャーに。その後、役者として活動をしていた浅野のために、1996年にアノレを立ち上げた。

 スポーツ紙記者が言う。

「当初は弱小事務所でしたが、浅野を海外にも進出させ、国際俳優としての知名度を高めることに成功しました」

 現在、事務所は、加瀬亮や新井浩文といった売れっ子を抱え、昨年の売り上げは約3億円。一方、私生活では、風変りな人物として知られていた。

 佐藤の知人によれば、

「ダボダボのズボンを高校生のように、だらしなく腰のあたりで穿いたり、革ジャンを着たり。いい歳なのに、後ろから見ると風貌は20代ぐらいにしか見えないので、正面を見たらギョッとしますよ」

 また、別の知人も、

「バーでヒッピーのようなオッサンが寝ていると思ったら、それが佐藤だった。とにかく、酒を飲んで横になっていることが多かった」

 よくぞ社長が務まるものだが、今後、経営に影響は出ないのか。

「普段から出社しないことも珍しくなく、事務所は報道で逮捕を知ったそうです。つまり、社長としては名ばかり。実際は、他のスタッフで運営していたので、経営から外されても支障はないのでは」(前出のスポーツ紙記者)

 その意味では、足は引っ張らずに済んだ?

週刊新潮 2017年12月21日号掲載

ワイド特集「人生は選択の連続」より

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