実は“読書家”東野幸治は「週刊誌愛」が高じて「週刊新潮」に連載開始

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連載は「芸人のスケッチ」

――連載を執筆したいと思われたきっかけは?

東野 昔はネタを書いていましたけど、今は書いていません。テレビタレントの仕事をしていると、やっぱり物事を深く考えることが少なくなっていくんですよ。胡散臭いところもある仕事じゃないですか。何日も前から準備するわけでもなく、現場の瞬発力が全てでしょう。「頭を使わないと、それこそ呆けてくるぞ」という気になってきたんですね。

――吉本の方に、連載先を探してくれと頼まれたそうですね。

東野 本当に「無名の雑誌でもいいです、週刊誌でも月刊誌でもいいです」と言って、探して下さいとお願いしたんです。だから「『週刊新潮』に決まりました」と連絡があった時には驚きました。「そんなに大きな出版社じゃなくていいのに」と思ったぐらいです。

――パソコンで執筆されているんですか?

東野 iPhoneのメモを使っています。又吉みたいに考えに考え抜いた文章を連ねていくんじゃなく、ふわぁーっと雰囲気で、2時間半ぐらいで一気に書いてしまいます。もう10本ぐらい書いているんですけど、担当編集の方には『どれだけ直して下さっても結構です』とお伝えしています。

――どんな内容の連載ですか?

東野 僕の周りにいる芸人のスケッチです。できるだけ先輩を描きたいと思っているんですけど、やっぱり挨拶をしないといけないじゃないですか。そろそろ書ける先輩が少なくなってきているので、年末年始にまとめて挨拶をするつもりです(笑)。

 残念ながら、ここでインタビューは時間切れ。

 終了後、『闇に消えた怪人』(新潮社)などで知られる一橋文哉氏の著作を「全部読みました」と笑顔を浮かべるなど、本当に週刊誌の世界がお好きらしい。ちなみに連載第1回の「スケッチ」は、西川きよし氏(71)だという。

週刊新潮WEB取材班

2017年12月19日掲載

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