「貴乃花」吊るし上げの親方衆が沈黙… 緊迫の理事会ドキュメント

スポーツ週刊新潮 2017年12月14日号掲載

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 暴行騒動勃発以降、初めて敵味方が相まみえた相撲協会の理事会。その場で貴乃花親方(45)が一方的に吊るし上げられたかのような報道が目につくが、実は、八角理事長をはじめとする並み居る親方衆が“黙らせられた”瞬間があった――。

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 東京・両国にある“相撲の聖地”国技館。相撲協会の理事会は11月30日、午後1時頃に始まった。

「場所は国技館2階にある大会議室。始まる10分くらい前には理事や副理事は全員揃っており、すでに着席していました。八角理事長は開始2分前に部屋に入ってきて、貴乃花親方の向かい側の席に着きました」(相撲協会関係者)

 議事は淡々と進行していき、日馬富士の暴行事件が議題として取り上げられたのは、開始から1時間以上が経過した頃だった。

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