3000万円の超高級車!「マクラーレン」が1度だけテレ朝で流した幻のCM

ビジネス 2017年12月10日掲載

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 あなたはその眼でご覧になっただろうか、英国のスーパーカーメーカー「マクラーレン」のたった1度のCMを……。

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 12月2日土曜日、遅めに起きたお昼時。ブランチでもしようか、でもまあその前にと、テレビをつけると、「ANNニュース」(テレ朝系)で大熊英司アナがニュースを読んでいる。六本木で作業中のゴミ収集車を盗み、3キロ先の新橋で乗り捨てた男の話で、「タクシーに乗る金もなく、朝の混み合った電車にのるのが面倒だった」と供述しているという。

 そのくらい金が無いなら歩け、などと思いつつ、ぼんやりと画面を眺めていたその時だった――。

 高台に建つ別荘?らしき、壁一面がガラスの豪邸からモデルばりの若い白人男性が、眼下の湖を眺めている。画面は一転、ブルーのスポーツカーが湖岸を疾走するシーンに。

 さらに場面は移り、ベッド上に眠りから覚めたばかりらしい、下着姿のこれまたモデルっぽいパツキン美女が色っぽく登場。

 再度、登場するブルーのスポーツカー。結構なスピードが出ているようだが、そのまま電動ルーフを開け放つと、ツーシーターの座席には先ほどの美男美女が収まっている――ここまでナレーションやテロップなどは一切ない。

 自動車用オーディオなどのCMではスーパーカーやスポーツカーが取り上げられることはままあるもの。果たして、このCMは何を宣伝しようとしているのか。身を乗り出して見始める。

 しかし、車内には宣伝すべき商品は見当たらない。男がかけているグラサンか?

 画面は上空からスポーツカーを映し出す。さらにエンジンルームに寄っていく。

 あれ、この車、マクラーレンじゃないの? と思った束の間、画面は暗転して浮き上がった文字は「570S Spider」そして「McLaren」に……。

 マクラーレンの車のコマーシャル?いくらするんだっけ? 呆気にとられているとCMはヨドバシカメラのクリスマスセールへと移っていた。

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