大手出版社で働くA子さんは不妊治療の末、38歳のとき、帝王切開で男の子を産んだ。出産後は体力が落ちたせいか、風邪を引いたらなかなか治らなかったり、ぎっくり腰になったりと大変なこともあったが、幸い保活もうまくいき、家の近所の公立保育園0歳児クラスに滑り込めたのを機に、社会復帰。
復帰してからは、それまであまり話したことがなかった女性社員とも、同じワーママという繋がりが出来、トイレで会ったときなどに互いの子供の話などで盛り上がる機会が増えた。
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「ほいくえん、こわい」泣く子どもvs遅刻できない母親……毎朝の修羅場を乗り切る方法は?
新年度がスタートし、そろそろ落ち着いてきたかという頃に「思ってもみないこと」は起きるものだ。
都内に住む母親(36)はこの1週間、朝が来るのがゆううつだという。3歳の子どもを起こしに行くと、子どもは目をぱっちり開けてこう聞くからだ。
「ママ、きょうどこ行く?」
■とたんに始まる大泣き
これが週末で、「公園に行こう」「動物園にお出かけだよ」と答えるなら子どもはニコニコ、上機嫌でベッドを降りてくる。
だが平日、「今日は保育園だよ」と言うと、子どもはとたんに泣き出すのだ。...
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