飯島元マネが現場を仕切った「72時間テレビ」 ジャニーズ一族への“宣戦布告”

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宣戦布告

 後を受けて、「AbemaTV」関係者も言う。

「72時間テレビの時などは、完全に現場を仕切っていました。企画はすべて飯島さんの意思確認の上で進められましたし、スタートからラストに至るまで、すべての現場に同行。出演者への挨拶や御礼はもちろん、画面を見ながらスタッフに指示を飛ばしていました。衣装、トークのネタ、中継画面のスイッチなど、すべてが飯島さんの仕切り。その手腕はさすがでした」

 そんな“プロデュース”もあってか、結局、番組はアクセス数に加え、延べ100人を超える著名人がゲストで訪れるなど大盛況。

 先のデスクが続ける。

「実は飯島さんは、周囲から“独立しても、あんまり早く表に出ちゃダメだよ”と忠告を受けていたんです。その方がジャニーズを刺激することなく、事が穏便に進む。でも、やっぱり我慢できなくなったんでしょ。自分を排除した一族に対して、どうだ、私の力でこれだけ出来る、と言いたかったのではないでしょうか。その象徴が、ジャニーズが共演NGにしてきた元メンバーの森且行を番組に参加させたことです」

 要するに、番組は、今後は私が前面に出ていきますよ、という飯島女史の「宣戦布告」。そして、その復讐劇の第1弾は、見事、成功に終わったというワケなのだ。

週刊新潮 2017年11月23日号掲載

特集「視聴数7400万! 元『SMAP』の『AbemaTV』舞台裏 女の怨讐『ジャニーズ副社長』vs.『元マネージャー』」より

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