禁煙派「小池都知事」タバコ業界紙の“御用キャスター”で仰天発言連発の過去

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桁外れの“変節”

 もし3歳の長女の母である女優と女性のTVキャスターが、タバコに関する対談を行ったら、どんな内容になると想像されるだろうか?

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 今なら禁煙談義で99.9%間違いない。だが、さる業界紙に掲載された記事は真逆だ。何しろタイトルが「火をつける!この悦楽」、続くリードは、こんな具合だ。

《女優としてテレビ、映画に、そして一方では作家活動もめざましく、さらに家庭にあっては子育てにも奮闘中――。多方面での活躍の合間をつなぐのが、“私のタバコ”》

 対談中、マルチな才能に恵まれた女優は、執筆中に子供が邪魔するというエピソードを披露する。

《高橋 (前略)赤子の時は放っておいてもよかったけど、最近は私が原稿書きを始めると自分も一緒になってやってきて、紙など広げて「ママと同じに書いてる」なんていうので、気が散るんですネ(笑い)。

――そんな時にはまず一服ですか? いまは『キャスター』ですネ。

 高橋 少し前まではマイルドセブンだったのを『キャスター』に変えました。

――これはおいしいですネ、私も『キャスター』……。

 高橋 そうですネ、あまりクセがなくてネ》

 室内における副流煙が我が子に与える悪影響など完全に無視しているが、「高橋」とあるのは、映画「サンダカン八番娼館 望郷」で主役を演じた女優の高橋洋子。そして聞き手を意味する「――」は「小池百合子・TVキャスター」だ。もちろん現在の都知事、そのご本人である。

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