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「ピカソより普通にラッセンが好き」は正しい!
「♪ピカソより~、普通に~、ラッセンが好き!」
満面の作り笑顔を浮かべ、半端なロン毛をかき上げながらそう叫ぶピン芸人・永野が大受けである。このネタが何となく世間に知られるようになったのは昨年の半ばくらいなので、最近では定番化して「つかみ」的に披露されることが多いようだ。
ともあれ、このネタが受けているということは、「ピカソより普通にラッセンが好き」という感覚が、人々がある程度共感できるものだ、ということの証だろう。
その背景には、「ラッセンよりピカソの方が偉いってことになってるけど、よく分からない」「ピカソの絵って本当にうまいの?」「きれいなの?」「ぶっちゃけ、ラッセンみたいに細かくちゃんと描いている絵の方がうまくね?」といった、一般人の本音があることは想像できる。...
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ここまでカラー印刷は進んでいた 竹宮惠子初期アートを完全再現!
テレビがブラウン管から液晶になり、ハイビジョン放送が珍しくなくなった時、多くの人は、これが映像の最高峰だと思ったことだろう。しかし、間もなく4Kテレビが登場し、「ここまで綺麗じゃなくてもいいのでは」なんて思っていたら、すぐに8Kまでもが登場。また、映画でもIMAX上映が郊外の普通のシネコンで見られるようになった。日常的に目にする映像のクオリティは上るばかりである。
その一方で、一見、進歩がさほどないように見えるのが「静止画」、つまり写真や絵画の印刷技術。...
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