日本のテレビ業界「セクハラ」「枕営業」事情 TBSプロデューサーとW不倫の某女優

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ゴルフ接待に…

 その後、「セクハラ」という語が普及し、以前にくらべれば、大っぴらなセクハラは避けられるようになったものの、ある演劇プロデューサーが言う。

「トレンディドラマが大人気だった90年代から2000年ごろにかけ、各局のドラマのプロデューサーたちに、モデル事務所が攻勢をかけていました。たとえば、伊豆方面での泊りがけのゴルフ接待の際、コンテストなどで発掘されたばかりの無名のタレントを何人か連れてきて、“お持ち帰り”させていました。私にも声がかかって、もちろん断りましたが。そうやって女の子を気に入ってもらい、まずドラマなどで使ってもらおうとしていたのです」

 芸能プロの社長とタレントの間にも同様の“闇”がある、と指摘するムキもある。いずれにせよ、日の本の芸能界も、海の向こうに負けず劣らずセクハラの坩堝であることだけは、間違いなかろう。

週刊新潮 2017年11月9日神帰月増大号掲載

特集「日の本にも芸能界『セクハラ白書』」より

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