女の生き方を問う隠れた問題作 小泉今日子主演「監獄のお姫さま」に残るやりきれなさ

エンタメ2017年10月26日掲載

 豪華女優陣の共演、また宮藤官九郎による脚本のトリッキーさでも話題になった「監獄のお姫さま」第2話が、10月24日に放送された。2017年のクリスマス・イヴに、大企業の社長である板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐、監禁するまでを描いた初回に続き、今回は時間を2011年秋に移し、女囚たちの過去が描かれた。

 話は、夫への殺人未遂事件で、馬場カヨ (小泉今日子)が5年の実刑判決をうけ、 「自立と再生の女子刑務所」 に収監されるところから始まる。もはや名前ではなく“69番”という番号でしか呼ばれなくなったカヨと、相部屋の女性たちが、紆余曲折を経てなんとなく一体感を得ていく過程は、殺伐とした刑務所の描写においてほっとさせるものがある。

...

記事全文を読む