「タッキー&翼」活動休止、ジャニー社長の狙い 滝沢を幹部候補に

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 憲法に規定がない自衛隊に関する条文を追加する「9条加憲」を掲げたものの、自身の驕りに足を取られてままならぬ安倍首相。他方、ジャニーズ事務所は、今月デビュー15周年を迎える「タッキー&翼」が活動を一時休止すると発表した。滝沢秀明、今井翼(共に35)からなるこのデュオの動静は、「ジャニーズ憲法」に加えられる一文と密接な関係があるというのだ。

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 ジャニーズ帝国総帥のジャニー喜多川社長(85)も米寿を見据え、後継問題と無縁ではない。

 ある芸能関係者によると、

「ジャニーさんの口からは、後を継ぐ者として、滝沢と嵐のコンサートの演出を手掛ける松本(潤)の名前が出ます。人望の滝沢、才能の松本というように絶大な信頼を寄せている。今回の活動休止は、滝沢に幹部候補として成長してもらいたいというジャニーさんの願いが込められている。ジャニーズに憲法があるとすれば、“滝沢を未来の取締役に”という一文が入るような形ですね」

 当然、社長の後を襲うのはメリー喜多川副社長(90)の実娘・藤島ジュリー景子副社長(51)であることは論を俟(ま)たないが、滝沢も将来を約束されたというわけだ。

 元ジャニーズJr.の平本淳也氏に滝沢の魅力を聞くと、

「やり直しの利かない生の舞台で、お客さんの前で歌って踊って演じ、魅了してこそスターだという考え方がジャニーさんにはあり、その理想を体現する超エンターテイナーが滝沢なんです」

 と評価する。2002年に結成されたこの2人組は、平本氏の言葉を借りれば、

「他のジャニーズのグループとはどこまでも違っている、特殊なユニットです」

 ということになる。ジャニー社長がJr.時代からタッキーを溺愛してきたのは音に聞こえている。だから、彼が埋没しかねない大人数のグループでデビューさせる選択肢はなかった。

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