“第2の清水富美加”騒動勃発か 「月9人気女優」の悩める信仰

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まるで“霊言テロ”

 一寸先は闇の芸能界とはいえ、よもやこんな試練が降りかかるとは……。前出の清水(千眼美子)の騒動は、2月に勃発。5月に所属事務所を辞めて教団の運営する芸能プロに“移籍”し、8月2日の東京ドームでのお披露目と相成った。今回もまた、教団が新木の“決断”を煽っているのは明白だ。所属事務所である「スターダストプロモーション」の細野義朗社長に尋ねたところ、

「新木のほうから、信者だと打ち明けてきました」

 そう明かすのだ。

「時期は清水富美加さんの件があった後。所属部門の責任者と新木の親御さん、本人の3者で話し合いが持たれたのです。『出家だとか、事務所には迷惑をかけないので仕事を続けたい』と本人が言うので、『信教は自由なのでわかりました』と応じてまとまった。私はそう報告を受けています」

 が、今回の教団による暴露は、

「全然知らなかったね」

 青天の霹靂というわけで、これではまるで“霊言テロ”ではないか。

 幸福の科学に聞くと、

「今回は新木さんの守護霊自らが総裁のもとを訪ねてきたことから、収録に至りました」(広報局)

 とのことで、あらかじめ事務所に通知していなかった点については、

「守護霊霊言は霊的世界の実相を明らかにする宗教として公益性の高いものであり、話題の芸能人の方々もこれまで数多く公開しております。『信教の自由』『言論の自由』『表現の自由』の観点から、了承は特にとっておりません」(同)

 相変わらずの口上だが、ジャーナリストの藤倉善郎氏は、こう指摘する。

「信者にとって、大川総裁に霊言を降ろされるのは神に指名されるに等しい名誉。これで清水さんも一気に出家へと傾いたわけで、新木さんも今後、なびかないとも限りません。このタイミングで公開したのは、清水さんの出演したイベントの反響が予想以上に大きかったこともある。流れに乗って次の話題を作りたいという戦略が透けて見えます」

 果たして新進女優の“幸福”に資するのだろうか。

週刊新潮 2017年9月7日号掲載

ワイド特集「天つたふ日ぞ 楽しからずや」

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