「がん」を嗅ぎ分ける線虫…遺伝子操作で進化した「C・エレガンス」 ドクター新潮 医療 がん 2017年08月27日 臨床研究を進めている(写真はイメージ)(他の写真を見る) 排泄物もまた「捨てがたい」試料となる。潜血や蛋白を調べる尿検査で、がんの有無までわかるという。しかも“協力者”が線虫というから二度びっくりだ。 *** 体長わずか1ミリ、地中に生息する線虫「C・エレガンス」には、特異な習性がある。健康な人の尿を嫌い、がん患者の尿の臭いに誘引されるという。この特性を応用したのが、バイオベンチャー「HIROTSUバイオサイエンス」社の広津崇亮社長である。... 記事全文を読む 0