「がん」を嗅ぎ分ける線虫…遺伝子操作で進化した「C・エレガンス」

食・暮らし週刊新潮 2017年8月17・24日夏季特大号掲載

 排泄物もまた「捨てがたい」試料となる。潜血や蛋白を調べる尿検査で、がんの有無までわかるという。しかも“協力者”が線虫というから二度びっくりだ。

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 体長わずか1ミリ、地中に生息する線虫「C・エレガンス」には、特異な習性がある。健康な人の尿を嫌い、がん患者の尿の臭いに誘引されるという。この特性を応用したのが、バイオベンチャー「HIROTSUバイオサイエンス」社の広津崇亮社長である。

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