慶応進学の「芦田愛菜」驚異の読書量 年間300冊
〈良書を読むことは、過去の最もすぐれた人々と会話を交わすようなものである〉とは哲学者・デカルトの言だが、さしずめ芦田愛菜ちゃんは13歳にして、年に300人の賢人と話をしているようなものか。彼女が通う慶応義塾中等部も今は夏休み。さて、その読書リストとは。
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この春、慶応義塾中等部に進学した愛菜ちゃんが、難関校に受かった理由のひとつに、驚異の読書量があるという。精神科医で受験指導にも長年の経験がある和田秀樹氏によると、
「彼女が合格した慶応中等部は受験で国語を重視している。子役を演じることで大人の世界を理解し、大変な読書家でもある彼女には、すでに深い文章読解能力が身についていたはずです」
その愛菜ちゃん、どれぐらいの量を読むのかというと、すでに小学生の時に月間60冊を読破したこともあるというから驚きだ。中学生になってからはマンドリンクラブと化学研究会を掛け持ちしていることもあってペースダウンしたというが、それでも年間300冊は下らない。
芸能記者が言う。
「彼女の本好きは、銀行に勤めている父親の影響が大きい。物心がついた頃から本を手に取るように仕向け、例えば“江戸川乱歩が面白かった!”と感想を話すと“じゃあアガサ・クリスティを読んでみる?”と勧められる。すると、今度はポアロ探偵のシリーズにはまるわけです」
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