あなたの夫は大丈夫!? モラハラ夫に毎日「役立たず」と侮辱される妻の叫び

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 最近よく聞く「モラハラ」。モラハラとは精神的なDVのことで、実は近年、離婚の原因となることが多いんだとか。

 例えば1998年に結婚し、おしどり夫婦としてメディアで活躍してきた高橋ジョージと三船美佳。2015年に離婚訴訟中であることを発表し、三船は夫・高橋から「お前は人間としての価値もない」などとモラハラを受けたと訴えた。高橋はモラハラ疑惑を否定。最終的には三船が裁判を取り下げることで、2016年に協議離婚が成立した。

 このような出来事は、芸能界だけに起こっていることではない。一般の妻たちもモラハラ夫に悩んでいるのだ。もしかしたら私の夫もモラハラ夫かも…と思った方は以下のリストをチェック!

□何度もしつこく説教したり問いつめる
□メールや電話、外出先で会う相手などをチェックするなど束縛する
□発言や行為などをダメ出ししたり「母親失格」「頭が悪い」「役立たず」などと悪口を言ったり侮辱する
□怒鳴る、強く命令する
□何を言っても無視する
□仕事に就かせない
□自分の収入や資産を教えない

 あなたの夫はいくつ当てはまっただろうか。また、モラハラ夫の中には、外面は良く、他人から見ると良い夫に見えるケースも多いという。「え、こんなキレイで余裕のある生活を送っていそうな人が、“モラハラ夫”の被害者?と思うことがあるので驚きます」と、あるセレブ向け雑誌のライターは明かす。表向きの華やかな姿とは違う、セレブ妻たちの意外な実態を紹介しよう。

夫を恐怖に感じるように

 かわらいらしい印象の専業主婦Mさん。でも夫から子供の前でも関係なく「本当に役立たずだね」「母親失格」と毎日のようにいわれるそう。でもMさんは専業主婦だし、その通りだと思ってしまい口答えをしたことがないそう。

 外資系金融機関勤務で稼いでいる夫だが、家計は全て夫が握り、生活費を追加でもらうときは、レシートをつけて何のために使ったのかプレゼンしなくてはいけないそう。しかも自分と子どもの洋服は好きなだけ買うけれど、Mさんは買ってもらえず、Mさんは実家の母に時々買ってもらうという。

「なんでこんなくだらないもの見てるんだ」と言われるから、夫が帰ってくる前にTVは消すしLINEもよくチェックされます、とMさん。

 でも週末、子どもの習い事の送迎や、ママ友には愛想良く話すので、「ほんといいパパだよね」とママ友から言われるほど夫は一見いいパパに見えるという。ある日、「モラハラ」関連のニュースを見て、うちの夫はモラハラかもしれないと初めて気づいたという。

 専業主婦ではなく、バリバリ働くAさんもモラハラを受けていたという。仕事の話をすると「自慢して楽しい?」と数週間無視が始まり、食事を出しても一切食べず、理由を聞いても「全部お前の責任だ」の繰り返しばかりだったという。テキパキ仕事をこなす印象のAさんでも育児や家事を手伝ってもらっているという引け目から言い返せなかったし、夫を恐怖に感じるようになったそう。

 モラハラを受けているかは妻自身で気づきにくいもの。そして実態が見えにくいからこそ気づきにくいモラハラ夫問題は、実は私たちが思っているよりももっとずっと多いのかもしれない……。

デイリー新潮編集部

2017年8月20日掲載

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