見た目はヤクザそのもの「マル暴刑事」の日常とは

社会 2017年8月2日掲載

スキンヘッドに色眼鏡

 犯人を追っているはずの刑事が、人相の悪さゆえにワルモノと勘違いされて取りおさえられる――というのは、ベタな刑事ドラマにありがちなシーン。

 ただ、これは絵空事かといえばそうでもない。暴力団を捜査するうちに、その筋の人と同化したような見た目になる刑事も珍しくないというのだ。

 警視庁で暴力団など組織犯罪などを捜査するために作られた部署が、組織犯罪対策部(通称・組対〈ソタイ〉)。この組対について解説をした『マル暴捜査』(今井良・著)によれば、暴力団捜査の最前線に立つ組対4課の捜査員には、「外見でなめられないようにする」ことがまず求められる。

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