中学校から「水泳」の授業が消える!? “事情”を教育委員会に聞いてみると
「1000万円単位」のコストが
今年もプールの季節がやってきた。ところが、夏なのにプールが使われない学校があることをご存じだろうか。最近、水泳の授業を“座学”に置き換える公立中学校が増えているのだ。水泳は小学校から中学2年生までが必修となっているが、実はプールでの実技でなくてもよい。
例えば2025年度から市内の中学校18校のうち17校で水泳の実習をやめたのは静岡県沼津市である。バルセロナ五輪で金メダルに輝いた岩崎恭子氏の出身地だ。
同市の教育委員会にその理由を聞いてみる。...