「松居一代」独占告白 “船越事務所”からの圧力は「今に始まったわけではない」

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「新潮さんに、全てをお話しさせていただきたい」

〈取材の冒頭、本誌の取材に応じる経緯などについて語る場面の動画を撮らせて欲しいと依頼したところ、彼女は快諾。動画撮影のセッティングが終わると、松居は喉の調子を確かめるように何度も咳払いをし、カメラの前に立ったその瞬間――表情が一変。そこにいるのはまさしく、夫の不貞行為を告発するあの“迫真動画”の彼女だった。特徴的な口調で、彼女は語りだした。〉

「人生ってね、不思議ですよね。私、今ですね、7月16日、日曜日です。都内のとってもきれいなホテルにいるんですよ。ここへ私を呼んで下さったのは、週刊新潮さんなんです。今回のこの私の戦いの火ぶたを切ったのは、週刊文春さん。約束を守ってくれなかった。私を裏切ったんですね。また、5月末でしたかね。中吊り問題、覚えていらっしゃいます? 週刊文春に新潮さんはやられたんですよね。そして、この私なんですけど、7月9日でした。朝の4時50分、まだちょっと薄暗い時です。暗い時に、私、コンビニに鮭のおにぎり2個と“とうふとわかめ”のお味噌汁を買いにいったんです。ヨレヨレのワンピースを着て。その時に注意していたんですけど、バチッて写真撮られたんです。その写真をお撮りになったのが、週刊新潮さんだったんです。それで、私はですね、7月11日の動画で新潮さん、お暑いのにご苦労様です、というメッセージをお送りしたんです。そんなことから、人生って不思議ですよ。私、裏切られた文春さんの敵である、新潮さんに、今、こうして、初めてです、初めて私はこうして皆様の前に姿を現させていただきました。これから、私は新潮さんに、全てをお話しさせていただきたいと思います」

〈現在、松居が攻撃の対象にしているのは夫の船越だけではない。今回の騒動の背景には「芸能界の闇」、すなわち船越が所属する「ホリプロ」の圧力が存在することを繰り返し訴えている。どこか陰謀論めいたその主張はすぐさま万人に受け入れられる種類のものではないのだが、ホリプロの圧力が実際に存在することを証明する文書が手元にある。7月9日に一部のテレビ局にファクスで送られてきたというその文書は《ホリプロ 宣伝部》がテレビ局の《芸能ニュースご担当者様》に宛てたものである。

《別紙にて、私どもホリプロの顧問弁護士より、テレビの芸能ニュースをご担当する皆さんにお願いしたいことがありますので、FAXにてご連絡申し上げました。

 尚、私どもが皆さんにこの文書をFAXしたことは放送なさらず、また、この表紙も含めて文書を撮影、放送することはなさらず、よろしくご配慮願います》

 わざわざそう断った上で《別紙》では、松居がYouTubeやブログなどを使って告発している内容は《事実無根》であるとし、次のような“要求”をしているのだ。

《船越氏が私生活を一定程度公開されることを予定して活動しているタレントであることを考慮してもなお、これらの動画やブログ等を公開する行為は、船越氏の人格権、すなわちみだりにその名誉を害されない権利や私生活を公開されない権利を侵害する違法な行為であることが明らかです。(中略)つきましては、今後、本件動画及び同動画中でなされている松居氏の発言、ブログ等の記載等を取り上げ、一方的な報道をされることは避けて頂きたく、その旨通知する次第です》〉

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