離婚発表「ASKA」、元妻・洋子さんの母は“ウチはまともな家やから…” 豪邸も売却

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誇大妄想の結果

 他方、ASKAは福岡の実家に身を寄せ、社会復帰への道を探っている。そんななか、シコシコ執心するのが他でもないブログの更新で、例えば、「CHAGE」というタイトルで出し抜けにこう綴られる。

〈僕の人生において、あんなに、薄っぺらい、バカで、イイかっこしいで、その場限りの思いつきの言葉を、ドヤ顔で言う人間は知りません〉

 活動休止中とはいえ解散したわけでもない相棒を口を極めて難詰するのだ。 

 精神科医の片田珠美氏は、

「覚醒剤の残存症状は非常に重い。CHAGEさんへの批判は、自分が偉いと勘違いする誇大妄想の結果と思われます。しかし、本人に病気だという意識がないようなので、自分から治療を望むことはないでしょう」

 と分析し、続ける。

「離婚はASKAさんにとって最悪です。通常、薬物から抜け出すには他者の援助が必要不可欠。なのに、奥さんを失った彼は行動に歯止めが利かず、再び覚醒剤に手を出す可能性は格段に上がってしまいました」

 頻繁なブログ更新と常軌を逸した内容は、行き場を失った寂しさのインデックスとして捉えるべきなのだろう。そんな彼は路頭に迷う運命なのかと言うと、

「いや、彼の懐には著作権使用料だけで年1億円が転がりこむ。自宅の売却益を慰謝料に充てたとしても金銭的には余裕があります」

 と先の記者は“頼みの綱”の存在を指摘しつつも、

「覚醒剤の売人はカネの匂いに敏感ですからね……」 

週刊新潮 2017年8月3日号掲載

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