アル中代議士「橋本英教」地元から更迭の嘆願書 怪しい中国人女性との関係

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 江戸の昔から藩主の行状が目に余ると、領民は幕府へ「直訴」に打って出た。翻って平成の世にも、そのご乱行を告発された「魔の2回生」がいる。衆院岩手3区選出の自民党・橋本英教(ひでのり)議員(49)は、地元から二階俊博幹事長らに更迭を求める「嘆願書」を提出された。そのワケを聞くと、およそ選良には程遠い姿が浮かび上がってくるのだ。

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 昨年秋、自民党本部へ届けられた「岩手選挙区第三支部長差し替えに係わる嘆願書」と題する文書がある。

 宛名は二階俊博幹事長と古屋圭司選挙対策委員長。作成者を示す末尾には、選挙区各市町村の支部長など8名の名と判子があり、覚悟の程が伝わってくるのだ。

 肝心の中身は、橋本氏を指して〈議員としての資質はあるのか〉〈税金泥棒の見本〉〈今後の岩手県自民党において必要な人物か〉――など、辛辣な文言が綴られ、彼を更迭して新たな候補者を立てて欲しいと訴える。

 いったい、この2回生は何をしでかしたのだろう。

 党の県連幹部が言う。

「彼は地元で公務がある時も、朝からコンビニでスーパードライの缶ビールを買い車の中で飲み始める。空き缶を散らかすので車内も酒臭くてね。大勢の人の前では、臭い消し代わりにガムを口に入れるので、“ガムを噛むとは失礼な奴だ”と、陰口を叩かれていますよ」

 もはや“アル中”と言われても仕方のないご様子だが、ゆえに、昨年は本会議を欠席するほど体を蝕まれていたと、地元支援者が継ぐ。

「一昨年の12月中旬から1カ月強、静岡県内の病院に入院したんです。本人は“肝臓の数値が上がったので酒を抜く”と言っていたけど、新年早々国会を休み地元での挨拶もままならず、後援者も呆れ顔でしたよ」

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