「眞子さま」ブータンご訪問 婚約受け記者も大わらわ

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“慶事”に沸く日本から打って変わって、ブータンである。秋篠宮家の長女、眞子さま(25)が5月31日から9日間の日程で、同国をご訪問。宮内庁担当記者が言う。

「日本とブータンは昨年、外交関係を樹立してから30周年でした。今回はブータンの首都・ティンプーで開かれる花の博覧会に眞子さまが招待されたのです」

 このご旅行、報道陣は当初、静観する構えだった。

「ブータン行きが正式に発表されたのが、5月9日。この時点ではNHKと共同通信のみが同行取材を行う予定でした。全社が取材に行かないのは珍しいことではありません。今回は取材費が100万円以上かかるので、各社が同行を見合わせる予定だったのです」(同)

 ところが、5月16日、NHKが大学時代の同級生であった小室圭さんとご婚約の第一報。宮内庁記者クラブは裏取りと共に慌てふためいた。

「滞在先では、オフレコの懇談が開かれることもあるし、思わぬ場面でご婚約について言及される可能性だってあります。各社、急いで宮内庁に申込み、テレビ局を中心に10社が同行することになりました。とはいえ、国会で退位法案を審議している真っ最中。ベテランの記者は外せないので、若い女性記者らが多く派遣されることになった。到着前は通信環境が悪いのでは、と言われたものの、事なきを得ました」(同)

 結果、和装や民族衣装の眞子さまの姿が連日、報道されたというわけ。

「記者は息つく暇もありません。眞子さまが様々なイベント、視察に出向いておられる。6月4日には、花の博覧会のオープニングセレモニーにご出席し、伝統美術を学ぶ学校を視察された後、ブータン西部のパロという街まで、車での移動。他の日も予定がぎっしりでした」(同)

 ご婚約の正式発表はこの夏を予定している。

週刊新潮 2017年6月15日号掲載

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