見たいような見たくないような… 武井咲が銀座ママに

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可愛いだけじゃないわよ

「学生みたいな役や、リアクション芸人みたいな感じのお芝居が多かったから、(中略)もっとエッジの効いた役をやってみたかった」

 と新ドラマへの抱負を語ったのは武井咲(23)。

 リアクション芸人に失礼なんて声もあるが、それほど、このドラマに懸ける気持ちは強いようなのだ。

 7月期の新ドラマで武井が主演を務めるのは、松本清張原作「黒革の手帖」(テレ朝系)。これまで山本陽子(75)や大谷直子(67)、浅野ゆう子(56)が演じ、事務所の先輩である米倉涼子(41)の出世作となったドラマである。

 だが身もフタもない、こんな声も……。

「銀行員・原口元子が横領した金を元手に銀座のクラブママとなり、野望を成し遂げていく役ですから、演技力は無論、銀座のママとしての貫禄、法を犯すことも辞さない腹黒さも持ち合わせないと難しい。武井はこれまで代表作と呼ばれるものもない。現在放送中で武井がヒロインを演じている月9『貴族探偵』(フジ系)も初回以外ヒト桁の視聴率が続いています。『黒革』を演じるには力不足と言わざるを得ない」

 とは、とある芸能関係者。

 しかし、冒頭のセリフのように、過去の仕事を全否定する、気の強さを持っていることは明らか。

「武井は元ヤンキー説が言われ続けていますからね。これまでのお嬢さん的な役でなく、地金が出せる役がはまれば、鳴かず飛ばずだった米倉がこの役で化けたように、武井も変身するかも」(アイドル研究家)

 地金で咲くか? 武井咲。

週刊新潮 2017年6月1日号掲載

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