松田聖子、米国チャート2位に 深まる沙也加との溝

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 悲願である米国での成功に、ようやく一歩近づいたか。今春、ジャズアルバムを発売した松田聖子(55)が、米国音楽配信サイトのヒットチャートで、なんと2位にランクイン。めでたい話ではあるのだが、ただでさえ不仲と言われる家族との間に、より一層、深い溝が刻まれそうなのである。

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 国内では今年3月に発売された、松田聖子の新作アルバム「SEIKO JAZZ」。これまでのポップスとはガラリと変わって、スタンダードやボサノバといった、往年のナンバーのカバー曲で構成されている。芸能記者が、

「レコーディングには、世界最強とも言われるマンハッタン・ジャズ・オーケストラが参加し構想6年という意欲作品。国内の売り上げチャートでは、初登場6位になった話題作でした」

 と言えば、ジャズ評論家の後藤雅洋氏も、

「最初は松田聖子がジャズ?と思いましたが、聞いてみたら評価が変わりました。ジャズは聞き手に自分の個性を伝える音楽です。長年、一線で活躍しているだけあって、自分の魅力を伝えることが非常に上手いなと感心しました」

 と絶賛する。まさか、本場アメリカでここまでの高評価とは、当の聖子本人も思っただろうか。時を置いて5月12日に全米リリースすると、僅か1週間後の19日には、米最大手高音質配信サイト「HD tracks」のジャズ部門で、堂々の2位となったのである。

「この音楽配信サイトは高音質のハイレゾ音楽を専門に扱うサイトですから、利用者には耳の肥えた人たちが多い。そこで2位になったのだから、彼女にとっては、これまでにない善戦と言えるでしょう」(先の記者)

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