松田聖子、米国チャート2位に 深まる沙也加との溝

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■家族の縁が切れようと

 聖子と言えば、かねてよりエンタメの本場、アメリカでの活動に強い憧れを抱いて、幾度も挑戦してきた過去がある。女優としてハリウッド映画に出たものの端役で終わったこともあった。そこへ、一筋の光明が差したとあっては、飛びつかないわけがない。

 芸能レポーターの石川敏男氏が言う。

「アルバムが大成功するかはともかく、今後、聖子がアメリカに一層のめり込んでいく可能性はあります。となると、途切れてしまっている娘の沙也加や聖子の母親との関係を修復するのも遠のくことになる。沙也加はかつて交際していたミュージシャンとの交際を聖子に反対されて家を出て以来、母との信頼関係は絶たれたままですから」

 先日、神田沙也加(30)が、俳優・村田充(39)と結婚した際も、聖子は祝福コメント発表はおろか、結婚パーティーにすら出席しなかった。

 それだけではない。聖子の夫である歯科医師との関係も、彼女がかつて同棲していた元マネージャーとの仲が戻ったりしたこともあり、常に不仲説が付きまとう。活動の拠点が米国に移ったとしたら、その先に何が待っているかは明らかだ。

「これまでも、彼女はスキャンダルが起きようがそれを糧にして散々やってきた人です。家族と縁が切れてしまっても、目標に立ち向かっていく。彼女の生きざまなんでしょうね」(同)

 米国での本格スタートは、松田家のジ・エンドになる可能性が極めて高いのである。

ワイド特集「石が流れて木の葉が沈む」より

週刊新潮 2017年6月1日号掲載

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