右派と左派の間に存在する「バカの壁」“話せばわかる”なんて今でも大ウソだ

政治 2017年6月5日掲載

 養老孟司氏の名を一躍有名にした『バカの壁』は、441万部の大ベストセラーだ。

「バカの壁」という言葉は流行語大賞候補にも選ばれたが、その分、言葉が一人歩きした面もあり、その意味するところは必ずしも正確には伝わっていない。同書で述べられている「バカの壁」とは次のようなものだ。

 ――われわれは自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳の中にある。人は自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。

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