菅官房長官、前川前次官への異例の個人攻撃 「出会い系バーに100回も行っておいて…」

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菅義偉官房長官(68)

 加計学園問題にまつわる「総理のご意向」文書をリークし、さる5月25日には記者会見も行った前川喜平前文部科学事務次官(62)。これを受け、菅義偉官房長官(68)は前川氏への個人攻撃を行い、その発言の信憑性を損なおうと必死だが、オフレコの「裏」発言はさらに過激で――。

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 リークへの“報復”として、安倍官邸が前川氏の「出会い系バー通い」を暴露したのは、「週刊新潮」先週号報道のとおりである。

 先の会見で「女性の貧困についての視察調査」と苦しい弁明を行った前川氏だが、これに菅氏は「さすがに強い違和感を覚えた」と述べ、さらにご意向文書についても、「怪文書みたいな文書」と発言している。

 さらにオフレコとして記者団に語ったところでは、

「それにしても、よくあんなことが言えるよ。彼はその出会い系バーに、50回も、100回も、繰り返し行ってるんだよ。店に出入りしたのが1回ならまだ話は分かるけどさ」

 と、「口撃」。内閣人事局を事実上仕切り、“絶対王者”として君臨する菅氏ならではの振る舞いである。

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 6月1日発売の「週刊新潮」では菅官房長官の全発言録を掲載。前川前次官の知られざる経歴や内閣府の文書捏造疑惑と併せて掲載する。

週刊新潮 2017年6月8日号掲載

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