小池新党から出馬 東大卒美人候補の“華僑秘伝コンサル”とは

政治週刊新潮 2017年5月18日菖蒲月増大号掲載

■公認直前

 まさに才色兼備の茜ケ久保氏なのだが、実はもう一つの顔があった。

 小池新党関係者が明かす。

「希望の塾の塾生約4000人のうち、“都議選対策講座”に合格した約300人は、フェイスブック上にグループをつくっていました。ある日、メンバーでない女性の名前で、スピリチュアルな内容の投稿がされた。すぐに削除されたのですが、“何なんだ?”と話題になりました」

 実は、その正体不明の女性が茜ケ久保氏だった。

「投稿は、“狩野理沙”という名前で行われましたが、顔写真を確認してみると、茜ケ久保さんその人だった。しかも、その別名を使って、“ライフリッチプロデューサー&門(もん)認定アドバイザー”なる奇妙な肩書で活動をしていることもわかったのです」(同)

 それは、茜ケ久保氏が公認される3月8日直前のことだったという。

 一体、“ライフリッチプロデューサー&門認定アドバイザー”とは何なのか。

“狩野理沙”のブログ(すでに閉鎖)などを見てみると、“門”とは〈華僑の間でビジネスに使われてきた秘術〉であり、〈少数民族でも世界の市場で圧倒的な成果を残していくため秘密裡に語り継がれた秘術〉なんだとか。天才プログラマーが開発したアルゴリズムを使い、生年月日時間のデータから人それぞれの“門”を弾き出すそうだ。

 ちなみに、その鑑定料は4万9800円で、さらに値の張るプレミアムコースは、ビジネスコンサル付きで9万8000円である。

 このまま都議になっても華僑秘伝の術を用いるコンサルタントを続けるのか、茜ケ久保氏に聞くと、

「“狩野理沙”は、女性の活躍、自己実現をテーマにしたブログを執筆するためのペンネームでした。当面は、政治家としての活動に専念することになると思います。しかし、私自身が事業家としての役割も担うことが、より質の高い政治活動との相乗効果に繋がると考えており、適切なタイミングでリニューアルして再開したいと思っております」

 首都決戦をキャリアアップの場と勘違いしてはいまいか。

ワイド特集「男と女の『劇場』」より

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