ベトナム少女殺害犯、卑劣漢の素顔 露わにしていた女児への“感情”

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■“お気に入りの女の子の…”

 その卑劣漢は、地域の裕福な家に生まれ育った。

「母親はもともと隣の鎌ケ谷市の地主の出で、郵便局員だった父親は婿養子。渋谷はリンちゃんと同じ小学校を卒業し、地元の中学から近くの県立高校へと進みました」(近隣の住民)

 高校の同級生が言う。

「当時から180センチはありましたが、性格は大人しく、体に似合わず字は丸文字だった。高3の時、オタクが読むようなアニメのエロ本を持ってきて、クラスの隅でノートにアニメタッチの女の子の裸を描いていました」

 卒業後は栄養関係の専門学校に進むが、1年で中退。

「20歳の頃に北海道へ渡り、食品関連の仕事に就きながら現地で結婚するのですが、まもなく離婚。7年ほどで関東に戻り、コンビニや飲食店を転々としましたが、いずれも長続きしませんでした」(前出住民)

 その間に父母を亡くし、2001年には、母親が所有していた4階建て自宅マンションを一棟丸ごと相続。月額数十万円の家賃収入で暮らせる身となったのだが、9年前には市内の中華料理店で1年近く勤務していた。当時同僚だった男性によれば、

「マンションの大家さんなのに、と聞いたら『維持費とか何とかで支払いが大変で、働かないと生活できない』って冗談ぽく笑っていました。奥さんは一回りくらい下の中国人で、生まれたばかりの子がいた。その頃は彼も朗らかでしたが、数年後にフェイスブックやラインで繋がりができてからは、たびたび愚痴っぽい書き込みをしていました」

友人らとのライン

 例えば15年の誕生日には、友人らとのラインにおいて、

〈一番言って欲しい人から、なにも言われていない…(中略)やっぱり…嫌われたな(中略)また、さみしい春になった〉(4月14日)

 また別の日には、自身の娘の友達についての記述と思しきものが――。

〈お気に入りの女の子の秘密の誕生日パーティーの予定が、余計な嫌いな子供たちまで来た。(中略)家族と親戚で用意したパーティーは中止!! 女の子はがっかりしていたけど…自業自得!!〉(4月25日)

〈4月29日は、知り合いの女の子の誕生日…(中略)今、現在何も連絡が来ない…以前から、ドタキャンやすっぽかしをする娘なので警戒していてよかった〉(4月29日)

 などと、女児への感情を露わにしていたのだった。

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