五郎丸、ラグビー仏リーグをお払い箱に わずか1年で帰国

スポーツ週刊新潮 2017年4月27日号掲載

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ふたたび見る日は……

 春は別れの季節であるとともに、新たなスタートのシーズン。海外では爆弾テロにもめげずに復活したサッカー選手もいれば、お払い箱になるラガーマンも。昨年、フランスの世界最高峰リーグに挑んだ五郎丸歩(31)。わずか1年で帰国することになった彼は、このまま散ってしまうのか。

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 ラグビー日本代表が南アフリカを相手に劇的な勝利を収めたのは、2015年のワールドカップでのこと。これを機に、キックの前に見せる独特の“ポーズ”も相まって、一躍、人気者となったのが、五郎丸だった。

 スポーツ紙記者が言う。

「W杯の翌年、彼は所属するヤマハ発動機に籍を残したまま、本場、オーストラリアのチームに活動の場を広げました。さらにそれだけに留まらず、同年6月から、フランスのチームにヤマハを辞めて入団したのです」

 ラグビーといえば、日本では豪州やニュージーランドのイメージが強いが、実はフランスでの人気は想像以上だ。

「五郎丸が所属したフランスの『TOP14』というプロリーグは、世界各国の代表が多くプレーし、世界一の呼び声が高いリーグです」

 とは、自身も“花園”に出場した経験を持つ、スポーツライターの直江光信氏。

「彼の所属チーム『トゥーロン』は、サッカーで言えば『レアル・マドリード』です。集客力が高く、潤沢な資金で世界中のトップ選手をかき集める。フランスでは、ロングキックを多用した試合運びをするため、キックの上手い五郎丸に目が留まったのでしょう」

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