大介護時代から「大介護殺人時代」へ 著名人たちが指摘する在宅介護の限界

社会週刊新潮 2017年4月6日号掲載

■他人事ではなかった「介護殺人」の恐怖(7)

 これまで6回にわたって、「介護殺人」をめぐる著名人たちの実体験を聞いてきた。そして、彼らが声を揃えて訴えるのは、政府がすすめる「在宅介護」の限界である。

 ***

 在宅介護から施設介護に変更するにあたっては、介護対象者自身が「障害」となることもある。安藤優子(58)が回顧する。

「在宅介護も大変でしたが、母を民間の高齢者施設に入れようとした時も大騒動でした。母が『自分の家があるのに、なぜそんなところに行かなければいけないの!』『何のためにあなたたちを育てたのか分からない!』と、抵抗したからです。

...

記事全文を読む