著名人たちも声を揃える、「介護殺人」を招く「在宅介護」の問題点

社会週刊新潮 2017年4月6日号掲載

■他人事ではなかった「介護殺人」の恐怖(6)

 せめて最期は住み慣れた自宅で――。誰もが願うこのささやかな「夢」が、悲劇を生む引き金となり得るのだという。超高齢人口減社会のなかで問題視されている、肉親が肉親の命を絶つ介護殺人。介護体験者である著名人たちが、在宅介護の限界を指摘する。

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「そらお金もあって、立派な家もあればアレやけど」

 その「介護殺人者」の女性(71)は呟いた。

「この間、テレビで介護の番組やっててんけど、癌の旦那さんを奥さんが看てて、最後は家でガリガリになって子どもや、孫に看取られて。

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