安藤和津、「介護自殺」を身近に感じた20年間の介護生活を明かす

社会週刊新潮 2017年4月6日号掲載

■他人事ではなかった「介護殺人」の恐怖(2)

 超高齢社会の日本で相次ぐ、介護殺人事件。小社刊『介護殺人─追いつめられた家族の告白』(毎日新聞大阪社会部取材班著)にまとめられているのは、おぞましくも哀しい手段に手を染めざるを得なかった関係者たちの声である。

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 俳優の奥田瑛二の妻であるエッセイストの安藤和津(69)は、介護していた実母の死を夢に見たことがあったと振り返る。彼女は、脳腫瘍を患い認知症に至って亡くなった母親の介護に20年間奔走した。

 「母を介護している際、一度こんな夢を見たんです。

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