「安倍昭恵」と大麻 違法な大麻町おこしに心酔、前科者と“オカルト神社”参拝…
安倍昭恵夫人(54)は大麻がお好きだそうだ。好悪の問題で済めばいいが、要らぬ行動力が伴うのがこの方の困ったところ。大麻と聞けばどこにでも駆けつけ、「山口で栽培したい」とまで言い出す始末で、もはや法治国家の意味もわかっていないフシさえあるのだ。
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世界で最も乱用されている薬物が大麻だという。昨年も元女優の高樹沙耶らが大麻取締法違反で逮捕され、厚生労働省は、「ご注意ください! 大麻栽培でまちおこし!?〜大麻の正しい知識で正しい判断〜」というパンフレットを製作し、その危険性をあらためて呼びかけている。その2ページには、
〈いま、違法薬物である「大麻(たいま)」を利用してまちおこしができるという話が静かな広がりを見せています。こうした話の中で、○大麻栽培は儲かる。○大麻には無限の可能性がある。○今始めないと外国の大麻関連企業に利権を奪われる。(中略)などの誘い文句が盛んに喧伝されています〉
と書かれ、危うい喧伝に騙されないように説かれているが、厚労省指摘の「誘い文句」、聞き覚えがないだろうか。
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たとえば「SPA!」2015年12月15日号で、
〈すべての部分を有効的に活用できる植物なんです〉
と大麻を礼賛し、「週刊現代」16年11月12日号で小池百合子氏と対談し、
〈現在神道の祈祷で使われている麻は、ほとんどが中国製ですが、日本古来の神とつながる精神性を得るためには、日本製の麻を使う必要があると思うんです。「日本を取り戻す」ことは「大麻を取り戻す」ことだと思っています〉
と訴えるその人こそ、昭恵夫人である。行政の長の妻の主張に、行政が「気をつけろ」と警告を発するという、なんともシュールな事態だが、さらに件(くだん)のパンフの3ページでは〈大麻栽培をめぐる検挙例〉として、
〈T氏は、地域活性化を謳い文句に町協力のもと免許を取得し大麻栽培に乗り出した。(中略)結局、T氏は嗜好目的での大麻所持が発覚し、大麻取締法違反で検挙され、その後、免許取消しとなった〉
と警鐘が鳴らされている。厚労省に倣って、この人物をT氏と呼ぶが、実際、
「鳥取県から免許を得て、智頭町の協力のもと、地域活性化の看板を掲げて大麻を栽培していたT氏は、昨年10月、自宅に大麻を隠し持っていたとして逮捕されました」(鳥取支局記者)
上の写真は大麻畑でのT氏だが、その横で満面の笑みを浮かべるのが誰であるか、説明するのも野暮だろう。昭恵夫人が智頭町を訪れたのは15年7月1、2日。フェイスブックに、
〈鳥取県智頭町。Tさんの麻畑を訪ねました。戦前は全国各地で栽培されていたそうです…〉
と書いている。今も消していないのは、大麻に心酔する彼女の意識が、厚労省のそれと正反対だからだろうか。もっとも、T氏が逮捕されたその日、
「昭恵さんは“こんなことになるなんて”と、すごく落ち込んでいて」
と、皇學館大学の新田均教授は証言するが、どうやらそのわけは、反省とは遠いところにあったようだ。
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