朴槿恵、収監生活で味わう1食140円の「くさい飯」

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■約2坪の独房

 ソウル拘置所は、50棟の建物に約3500名が収容可能だそうで、

「拘置所に収容される被疑者は皆、同じ手続きを踏む。人定や感染病の確認、健康診断を行い、男性未決囚はカーキ色、女性は薄い緑色の囚人服が渡されます。胸には番号が付けられます」(同)

 拘置所には、約2坪の独房から3・5坪の4〜5人用部屋などがあるそうだが、

「政治家や財界人は独房に入れられます。独房には、折り畳み式のマットレス、テレビ、1人用の机、洗面台やトイレが設置されていて、床暖房も整備されています」(同)

 1日の日程を言えば、6時起床、6時半の起床点検の後、朝食。11時半に昼食。17時20分に夕食。就寝時間は21時である。シャワーは1週間に1回10分程度。散髪は月に1回だという。

「独房のドアに縦15センチ、横20センチの小さな穴があり、そこからご飯とスープ、おかず3品を載せたお盆が差し入れられます。1食あたり1400ウォン(約140円)。食べ終わったら、便器近くにある洗面台で自分で食器を洗い、ドアの穴から戻さねばなりません。お湯は出ないので、冬場は相当冷たいでしょうね」(同)

 お嬢様育ちの前大統領にとっては、屈辱的な拘置所生活。耐えられるのか。

ワイド特集「贈る言葉」より

週刊新潮 2017年3月30日号掲載

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