金正日の料理人、生きていた 北朝鮮はプロパガンダに利用

韓国・北朝鮮週刊新潮 2017年3月2日号掲載

「金正男暗殺」の報が世界中を駆け巡ったこのタイミングで、偶然にも「生存」が確認されたのは何の因果か。故・金正日総書記の料理人を務めたことで知られる藤本健二氏が北京経由で平壌に入ったのは昨年夏の終わり頃。以来、音信不通となっていたため「死亡説」まで流れていたのだが、何のことはない、平壌で無事に日本料理店をオープン、元気に鮨を握っていたのである。そんな彼について、北朝鮮は如何なる「利用価値」を見出しているのか。

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 2001年に脱北するまでの13年間、料理番として金ファミリーの様子を間近で見続けた藤本氏。

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