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東芝、上場廃止の瀬戸際に 隠蔽していた「データ捏造事件」
東芝が抱える闇は深い。昨年末、1000億円単位の特別損失発生が明らかになり、上場廃止の瀬戸際に立たされている。その窮地を救うため、みずほ銀行など主力3行が1月10日に資金支援の継続を表明した。だが、実は、東芝はメインバンクはおろか、マスコミも一切知らない“データ捏造事件”を隠蔽し続けているという。
エネルギー関連機器を製造する東芝京浜事業所。去る12月28日、「コンプライアンス問題と再発防止並びに会社状況」なる説明集会が開かれた。
「京浜事業所では、深刻な問題が発生しています」
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どうなる「東芝」大解体ショー 原発立国を謳った「経産省」の責任は
子会社である米原発メーカー「ウェスチングハウス(WH)」の巨額赤字を受け、東芝が7000億円に上る損失を明らかにしたのは昨年末のことだった。3月末の決算で債務超過になる恐れが生じているが、そのウラには経産省の責任も見え隠れして――。
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創業78年。連結会社も合わせれば、従業員数は約19万人で、昨期の売上高は約5兆円。過去に経団連会長も2人輩出。東芝が日本のトップ企業の一つであることは論を俟(ま)たない。
1969年からアニメ「サザエさん」の提供を務めていることも、企業イメージに大きく寄与。...
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