「霞ヶ関カンツリー」潰し 小池知事が得るもの都民が失うもの

社会週刊新潮 2017年2月23日号掲載

 来る東京五輪。ゴルフ競技が行なわれる霞ヶ関カンツリー倶楽部は1929年に開場した国内屈指の名門コースだ。が、五輪憲章を錦の御旗にその会場を変更せんとする小池百合子都知事。果たして都民のためになるのか、ゴルフ評論家で作家の早瀬利之が検証する。

 ***

 とにかくむし暑いゴルフ場である。

 度重なる熱波の襲来に国内屈指の名門コースも心なしか覇気が感じられず、辛うじてその体面を保っている、そんな印象だった。

 私は二〇一四年八月二十六日、埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部にいた。

...

記事全文を読む