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“第2のBABYMETAL” メイドコスプレ「BAND-MAID」に海外からの注目

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週刊新潮 2017年5月4・11ゴールデンウィーク特大号 
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 ロックの本場・英国のヒットチャートで15位に入ったかと思えば、レディー・ガガの前座も務めた。昨年、海外で大ブレイクした10代の美少女バンド「BABYMETAL」。彼女たちに続き、海外から注目されているのが、メイドコスプレの5人組「BAND-MAID」だという。

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侮れない5人組

「BAND-MAID」は、2013年にボーカル兼ギターの小鳩ミク(年齢非公開)を中心に結成された。

「熊本から上京して3年間、秋葉原のメイド喫茶で働いていましたっぽ」

 摩訶不思議な言葉を操るのは小鳩本人だ。曰く“私(の苗字)は鳩が付くので、語尾にぽを付けるんだっぽ”とのこと。バンド結成の経緯は、

「動画サイトで、ギターのKANAMIを見つけて、“バンドを組まないっ?”て連絡を取ったっぽ。彼女が連れてきたのが、ドラムのAKANEとベースのMISA。その後、彩姫が加入してツインボーカルになったっぽ」

 デーモン閣下率いる「聖飢魔II」は、ライブを“ミサ”と呼んでいる。彼女たちの場合は、

「ライブは“お給仕”で、ファンは“ご主人様、お嬢様”と呼んでいますっぽ。バンドのコンセプトは、可愛いメイドたちがハードなロックを演奏するというギャップ。お給仕中でも、それを意識して演奏しているっぽ」

 そのギャップが世に受け入れられるきっかけとなったのは、2014年8月にリリースした「Thrill」だった。YouTubeにアップされたミュージックビデオの再生回数は、現在400万回を突破。コメント欄の約9割が英語だという。

■大御所とも共演

 結果、海外からのオファーが殺到し、昨年10月から8カ国9カ所のワールドツアーを敢行した。

「国によってノリ方は全然違いましたっぽ。メキシコのワンマンお給仕では、開演前から1000人を超えるご主人様、お嬢様が“バンドメイド、バンドメイド”ってコールしてくれて。それ以外にも日本語で“スバラシイ”とか、“カワイイ”ってね。盛り上がりが凄かったっぽ」

 国内でも、昨年11月11日に両国国技館で開かれた「THE CLASSIC ROCK AWARDS 2016」に参加。エリック・クラプトンと並ぶ世界三大ギタリストのジェフ・ベックやジミー・ペイジら大御所ミュージシャンともステージを共にして、新人賞にあたる“Japan Next Generation賞”を受賞した。

 すでに、海外のファンの間からは“第2のBABYMETAL”との呼び声も高い。

「自分たちは、そんなに意識していないですっぽ。海外のご主人様、お嬢様の皆さん方は、BABYMETALを好きな方も多くて、同じように応援して下さるっぽ」

 デビュー当初は、“お給仕”に来たご主人様やお嬢様が3人だったこともあったという。だが、

「昨年のお給仕は100本くらい。もともとBAND-MAIDは、世界征服が目標。まだどこも征服できていないので、まずは、日本を征服できるように頑張る。今年は酉年で、小鳩の年だから、クンッと、ピュッと思いっ切り跳ねたいなって思いますっぽ」

 う〜ん。おじさんたちには理解不能な小鳩ワールド。だが、着実に、世界中でファンが増えていることだけは確かなようだっぽ。

ワイド特集「女という商売」より

  • 週刊新潮
  • 2017年2月16日梅見月増大号 掲載
  • ※この記事の内容は掲載当時のものです

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